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花ものがたり

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四季の花ものがたり

キンモクセイ

風がはこんでくれる、金木犀(キンモクセイ)の香り。
甘く優しい香りと橙黄色の花色が、秋の到来を感じさせてくれます。

中国原産の木犀(モクセイ)科の常緑広葉樹で、 日本には、江戸時代初期に渡来したといわれています。
春の沈丁花、夏の梔子(クチナシ)とならんで、すばらしい芳香が特徴。
一方、小さな十字型の花は、咲いた後で雨風があると、すぐにはかなく散ってしまいます。

木犀には金と銀があり、金木犀は橙黄の花を、銀木犀は白い花をつけます。
元々は、花の白い銀木犀が原種で、金木犀は変種ですが、 いまでは、花色も華やかで香り高い金木犀が、 好んで庭木や生垣・公園に植えられるようになり、ポピュラーになりました。

原産地の中国では、「桂花(ケイカ)」や「丹桂(タンケイ)」と呼ばれますが、 これは中国南部の桂林地方の原産である由縁。そして、「桂林」とは金木犀の林を意味するといわれています。

金木犀といえば、その甘い香りゆえ、ポプリや香水に利用されることも多いですが、 お酒やお茶、そのほか食べ物へも活用されています。
たとえば、こんなエピソードも。「桂花陳酒」はワインに金木犀のつぼみを漬けて造られるお酒ですが、 これは、唐の玄宗皇帝の愛妃、楊貴妃が愛したお酒としても知られています。
「美容と健康によいお酒を」と楊貴妃が命じ造られた「桂花陳酒」は、 口当たりのよさが女性向きで、肌にはもちろん、心臓と肺の機能を高めるともいわれています。

ほかにも、乾燥させたつぼみを入れて飲む「桂花茶」やジャムなども有名。
秋の夜長に、金木犀のお酒やお茶を片手にリラックスタイムを楽しむのも、風情があってよいですね。

花言葉は、「謙遜」「陶酔」、「思い出の輝き」など。