ニンニクの栽培

土造り
ニンニク栽培の1年は圃場の準備から始まります。有機農法では堆肥造りが重要な作業。栽培開始の数ヶ月前から何度も切り返し作業を行い、栽培に適した完熟堆肥に仕上げます。圃場は何度も大型トラクターでの耕起を行います。そして、堆肥、有機栽培認定肥料を投入、耕起し、植え付けの準備が完了します。
植え付け
ニンニクはりん片を植え付けて栽培を行います。広大な名寄農場では植え付けを機械化しています。深川農場では人の手での植え付けを行っています。植え付けは8月末から9月半ばまでが適期、そして10月には芽を出し始めます。
厳しい冬
寒さ厳しい北海道では11月には雪が積もり始めます。芽を出したばかりのニンニクはあっという間に雪の下、土の中で根を張りながら雪がとける春まで耐え抜きます。名寄農場では2mの積雪、一冬に降る雪は10mにもおよびます。名寄農場より南に位置する深川農場でも1m以上の積雪です。
雪解け
雪が解けるのは4月も末になってから。秋に芽を出したニンニクは、その姿が消えてしまっていますが、土の中では、厳しい冬を耐え抜いた新しい葉が地上に顔を出すのを待っています。
生育段階
雪が解ければ、あっという間に新しい葉が地上に現れ、すくすくと成長します。1ヵ月もしないうちに圃場一面がニンニクの葉の緑で覆われます。同時に雑草も次々と現れます。もちろん除草剤は一切使いません。広い広い圃場の中、毎日毎日、人の手による除草作業が続きます。
収穫
7月、葉が枯れ始めると収穫の始まりです。名寄農場ではニンニク収穫専用の収穫機を使って収穫します。深川農場では機械を使って、固くしまった土をほぐした後、1本1本人の手で収穫します。
収穫されたニンニクは、1本1本、丁寧に土を落とし、葉と根を切り取ります。
乾燥・出荷
葉と根を切り落とし、きれいになったニンニクは、すべて深川農場の乾燥施設に送られます。乾燥したニンニクは、品質チェックを受けた後、出荷用コンテナに移され、広島工場に出荷されます。