あなたの元気を未来につなぐ WAKUNAGA

わくわく健康情報館

今月の健康情報 バックナンバー

ワクチンって?
by Toshiyuki Shimizu(湧永製薬 学術・営業薬制部)


「ワクチン」とは「牛の疱瘡(ほうそう)から造った免疫の種」というドイツ語「Vakzin」に由来した 言葉です。「種痘」と翻訳されますが、疱瘡以外の病気についても「免疫の種、免疫を造る薬」という意味で使われます。

◆◇ワクチンのはたらき◆◇

%A5%EF%A5%AF%A5%C1%A5%F3.PNG 私達の周りには様々な病原体(細菌やウイルスなど)が存在します。この病原体が体の中に侵入すると、病気になったり、ひどい場合には死んでしまうこともあります。

しかし、ヒトの体には一度病原体を経験すると、二度目には病気にならないようにする仕組みがあります。このしくみを“免疫”といいます。経験した病原体を覚え、体の中で病原体と戦う準備をしておくのです。こうして、再度、病原体が侵入しても病気にかからない、もしくは重症化を防いでいます。

この免疫の仕組みを利用したのが、ワクチンです。ワクチンは、病原体の毒性を弱めたり、無毒化したりと、様々な作り方があります。



◆◇ワクチンを接種すると、、、◆◇

ワクチンを接種すると病原体に対する「抗体」が体のなかで作られ、免疫に関係する細胞が「この病原体は敵である」ことを覚え込みます。そうして本当に病原体が侵入した際には、速やかに病原体を排除でき、感染・発症・重症化が予防できます。

つまり、ワクチンにより、未知の病原体を、経験済みの病原体にするということです。新型の感染症が起きても、ワクチンによって病原体の情報を獲得することができれば、経験済みの感染症として、体が対処できるようになります。

◆◇乳幼児の予防接種◆◇

日本小児学会では、乳幼児に対し水痘、BCG、日本脳炎など10種以上のワクチン接種を推奨しています。ワクチンによってこれら未知の病原体を経験済みにすることができ、私達は病原体に対する抵抗力を獲得しているのです。

◆◇基本は元気な体◆◇

病原体の情報を私達の体に教えてくれるのがワクチンでした。でも、得られた病原体の情報を元に、抗体を作ったり、免疫に関係する細胞が働くようにするのは、私達の体です。単に「ワクチンを接種すれば大丈夫」ではありません。ワクチンで得られた情報に、反応できる元気な体が必要です。そのため、普段からの健康維持が大切です。バランスの良い食事、適度な運動、日光浴、十分な睡眠で元気な体を維持しましょう!



参考)
1)ワクチンの仕組み/厚生労働省
2)ワクチン・アジュバント研究センターHP
3)予防接種スケジュール/日本小児学会HP





いかがでしたか?健康について、お近くのクスリ屋さんに相談してみませんか?

こちらから、お近くの日専同のお店が探せます。

湧永製薬は「日専同(日本専門薬局同志会)」を応援しています。