こころの健康
笑いの効用 〜前編〜
by Rieko Amayasu (湧永製薬 学術部)
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皆さん、最近笑ったのはいつだったか覚えていますか?“笑う門には福来る”ということわざは、よくご存知だと思いますが、“笑い”は健康にとっても、いい効果をもたらすことがさまざまな研究から明らかになってきました。 そこで、今回は、笑いの効用についてみていきたいと思います。 |
○●笑いのメカニズム●○
そもそも“笑い”というのはどのようにして、起こるのでしょうか。
笑いを引き起こす刺激が視覚や聴覚、触覚といった五感を通じて脳に入ってくると、その場の状況と合わせて判断し、大笑いをしたり、笑顔をつくるようになります。
○●笑いによる身体への影響●○
日本でも、さまざまな病気に対して笑いの効果を活用しようという取り組みが行われています。
リウマチの患者さんや、糖尿病の患者さん、がんの方を対象に落語や漫才を聞いてもらい、痛みや血糖値、免疫系への影響をみた実験では、リウマチを悪化させるカギとなる物質が減っていたり、血糖値の低下、ナチュラルキラー細胞と呼ばれる体の中に侵入してきたウイルスやがん細胞をやっつけてくれる細胞の働きが、鑑賞前が24%だったのに対し、鑑賞後では38%と高くなっていました。(下図;リー・ベーク博士の実験より)
その他にも、笑うことによって、血液の流れがよくなったり、リラックスするときに出る脳波が増えていて、ストレスもやわらげてくれるとされています。また、皆さんも、笑いすぎてお腹が痛いという経験を一度はされたことがあると思います。これは、笑う時に腹筋や胸、顔などの筋肉が使われているからなんです。
つまり、笑いは運動の一種でもあるんですね。
春待ち望む寒い頃に花をつけ、まるで「春はもうすぐですよ」と告げてくれるように咲く椿(つばき)。 |
「笑い」の話と癒しの花言葉、いかがでしたか? 次回は「笑い」についての後編です。お楽しみに!
「こころの健康」のコーナーではアロマセラピー、入浴のコツ、睡眠についてもご紹介しています。
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