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大元気流 教えてドクター「便秘」
「便秘」とはどのような
症状なのでしょうか?

 若い人から高齢者まで多くの人が便秘に悩んでいますが、便秘にはさまざまな症状があります。“毎日排便できていないから便秘 “と 思う人も多いですが、便の量が少なかったり、力んでも便が出にくいなどの排便の症状でご本人が悩んでいれば便秘と考えられます。回数でいうと、一般的には3日以上出ていない、一週間に2回以下が便秘の目安です。  便秘は10代後半から60歳くらいまでは女性が多いのですが、60代、70代になると男性も増え、男女ともほとんど同じ数の人たちが便秘に悩んでいるという調査結果が出ています。年齢を重ねるごとに便秘の人が増える理由として考えられるのは、腸の蠕動運動、骨盤底筋や腹筋の衰えにより排便する力が弱まるなどが考えられます。  また食事の量が少なくなるので、排便量も少なくなるのですが、それを便秘と感じてしまう場合もあります。70歳、80歳になると日常生活の運動量が少なくなることも関係しています。また便秘だけではなく便がもれてしまう「便失禁」もみられることがあります。便秘や便失禁といった排便についての悩みがあれば、肛門科や肛門外科などで早めに相談することが大切です。

「便秘」とはどのような症状なのでしょうか?

便秘の種類を教えてください

 便秘の種類を教えてください老人性うつ病は、身体的な症状が起こりやすいのが特徴です。例えば、歯のかみ合わせが悪い、頭痛がひどい、耳鳴りがするなど、いずれも原因となる疾患はないのに、体の不調を訴え続けます。また、不安感や焦燥感が強くなり、落ち着きがなくなる、食事をとらない、急に痩せるなどもわかりやすい症状です。
 診断では、それらの症状のほかに抑うつ気分や興味や喜びの喪失があるか、家族がいる場合は普段の生活や行動パターンを聞き、認知症なのか、老人性うつ病なのかをさまざまな角度から判断していきます。
 例としては、記憶障害です。老人性うつ病の場合は、何かを聞かれたときに深く考えずに「わからない」と答えます。認知症の場合は、忘れていること自体を忘れています。物忘れに関しても、老人性うつ病の場合は、自分で物忘れに気づき、それを不安に感じて「自分はもうだめだ」と落ち込みます。他にも不安な気持ちがつのるため、動きまわったり、虚無感や自殺願望を訴えることがあります。

便秘の種類を教えてください

診察方法と治療法を教えてください

 便秘の診察はまずは問診が基本になります。排便の状況や生活習慣、便の形状、持病、服用薬などを確認し、触診でお腹の張りやしこりの有無、直腸の状態を確認します。その後は必要に応じて、大腸がん検査や内視鏡検査や、バリウムに小麦粉を混ぜたものを肛門から直腸に入れて、直腸や骨盤の状態をエックス線画像で確認する「排便造影検査」を行い、原因を探していきます。  便秘の治療としては、まずは食事や運動、排便習慣を見直します。食事では食物繊維と水分を取るように心がけてもらいますが、便秘の種類によっては食物繊維の取りすぎでお腹の張りが強くなる人もいるので、症状を見ながらアドバイスします。そして、ストレス解消や腸の蠕動運動を高めるために適度な運動もおすすめしています。また排便しやすいポーズをとり、便意を感じたら我慢しないことも重要です。これらをまずは実践してもらい、それでも十分な効果が得られない場合は、薬による治療が行われます。

薬の使い方について教えてください

 長年、便秘に悩んでいる人は市販の便秘薬を使っています。便秘薬には便の水分量を増やして便をやわらかくする「塩類下剤」と大腸を刺激し蠕動運動を活発にして、排便を促す「刺激性下剤」があります。多くの市販薬や漢方薬は刺激性で、飲み続けると刺激に慣れ十分な効果が得られなくなり、飲まないと便意が起こらない、量をふやさないといけないということになります。病院では持病や症状、体調や飲んでいる薬を確認し、その人にあった薬を出すので、まずは専門医に相談することをおすすめします。  便秘には保存的治療法がいろいろあります。便秘は病気ではなく、症状のひとつなので、その症状をいかに和らげるかが大切です。  実際、便秘は身体的な部分よりも、精神的な面で大きな負担になることがわかっています。「排便がない」ことがストレスになり、そのストレスが便秘を引きおこす場合もあります。「快食・快眠・快便」との言葉の通り、排便は私たちの生活でとても重要な役割を果たしています。たかが便秘とは思わず、食事や運動、排便の習慣を見直し、改善できるところから試してみてください。快便になると気持ちもすっきりとすることでしょう。

薬の使い方について教えてください

 

山名 哲郎(やまな てつお)先生

今回答えいただくのは
山名 哲郎(やまな てつお) 先生

東京山手メディカルセンター 大腸肛門病センター 部長/日本大腸肛門病学会専門医・指導医/日本外科学会専門医・指導医/医学博士

本ページの記事は湧永製薬発行情報誌“大元気 冬号”に好評掲載中です。

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