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Talk my self-prevention トーク・マイ・セルフプリベンション

セルフプリベンションとは、自己予防という意味。自らの手で、自分のできる範囲で、身体によいことを行うことです。このコーナーでは、著名人が実践している、そんな転ばぬ先の身近な健康法をご紹介いたします。

ビビる大木

見ている人たちを楽しませたい

 お笑い芸人の枠を超え、マルチタレントとして幅広く活躍するビビる大木さん。2002年のコンビ解散後は、大河ドラマにも出演するなど、活躍の場を広げてきました。仕事をするうえで大切にしてきたことを伺いました。
 「特に意識していることはありませんが、どんな仕事も断らずにやってきたことが、今につながっているのかなと思います。デビューしてから 30 年近く経ちますが、いまだにやったことのない仕事のオファーがあるなんて、すごくラッキーなことですよね。まあ、僕が若い頃は、“大木が仕事を断るなんて、もってのほかだ!”なんて言われていた時代ですから(笑)」
 テレビでは、いつも笑顔で楽しそうに話す大木さんの姿が印象的です。実はこれこそが、大木さんが芸能界に入ろうと思ったきっかけになっているそうです。
 「僕はお笑い番組“8時だョ!全員集合”や“オレたちひょうきん族”で育った世代です。テレビの向こう側はなんて楽しそうなんだろうと思っていて、高校生の時に自分も向こう側の世界に行きたいと考えるようになりました。だから、僕は今自分がテレビの向こう側にいる人間として、見ている人たちを楽しませないといけないんです」
 視聴者に楽しんでもらうためには、自分がまず楽しくないと伝わらない。だからこそ、仕事は本気で楽しむことにしているそう。
 「お笑い芸人としてデビューしたのに、いろんな仕事をさせてもらいながら、自分も成長してきたという感じですね。芸能界には定年がないので、芸歴 30 年でも先輩が山ほどいるわけです(笑)。それが刺激になり、 30 年でもまだまだだなって思います」

健康を支えるのは奥様の優しい和食

 忙しい日々のなかで大木さんの健康を支えているのは、奥様である歌手のAKINAさんが作る食事。大木さんの健康を考え、和食中心のメニューが食卓に並ぶそうです。
 「家事と育児の間にサックスの練習やボイストレーニングをしたり忙しいのに、僕の食事にも気を配ってくれますね。外食ではどうしても自分が好きなものばかり食べてしまうので、家では薄味が基本。最初は物足りなさを感じていましたが、慣れてきました。もう 49 歳ですから、体にも気を使わないとね(笑)」
 年齢を重ねるごとに、寝ても疲れが取れない…という日もあり、そんなときに飲んでいるのが、滋養強壮剤です。
 「僕は錠剤しか飲んだことがなかったので、今回カプセルタイプに挑戦してみました。最初はどこまで入れたらいいんだ…、こぼれたらどうしよう…とぎこちなかったのですが、今ではすっかり慣れ、妻と一緒に飲んでいます。おかげで次の日はすっきりした気分で目覚めています。ニンニクっていうのがいいなと思います」
 そんな大木さんが悩まされているのが、腰痛。 20 代の頃に、仕事で背骨を骨折したことから、慢性的な腰痛を抱えているそうです。
 「腰痛ともうまく付き合っていかなければなりません。だから寝る前は腰を伸ばすストレッチをしたり、足の裏をほぐしたりしています。運動はしていないんですが、これだけは続けています」  できないことを無理してやるより、できることを続ける。大木さんの健康の秘訣です。

老後を楽しく生きるために”好きなこと探し”を始めよう

 そして心の健康に欠かせないのが、ストレス対処法です。
 「実は僕、ストレスがあってもそのままにしちゃうタイプなんです。嫌だなと思うことがあっても、なんとなく忘れちゃうというか(笑)。以前読んだ本に、一番いいストレス対処法は、何かに没入することって書いてあったんです。本を読んだり、映画を観たり、音楽を聴くのが好きなので、移動中や空き時間は好きなことをして過ごしているんです。この没入感がストレスをどっかに追いやっているのかもしれません。嫌なことがあったら、何か自分の好きなことに没頭してみるのも、おすすめです!」
 大木さんの明るい雰囲気は、ポジティブな考え方が大きく影響しているのかもしれません。
 「物事を決めるときも、あまり人に相談しないんです。結局は自分で決めないと、後々後悔するかなと思って。自分で決断すれば、失敗しても諦めがつきます。反省して前に進む。この切り替えも早い方かなと思います。年々、忘れっぽくなってきているのも大きいんですが、嫌なことは本当に忘れてしまうようになりました(笑)」

いくつになってもワクワク感を忘れない

 そんな大木さんがこれから取り組みたいのは、“好きなこと探し”。老後を楽しく過ごすために、好きなことを見つけたいと言います。
 「歴史や読売ジャイアンツはずっと好きです。でも、それ以外で何かもっと違う趣味を見つけたいと思っているんです。きっかけは、某番組で楽しそうに生きるシニアを見たこと。定年退職した人たちをいろいろ見てきて、楽しそうにしているシニアには趣味があることに気づいたんです。なんでもいいんです、アイドルグループの追っかけをやるとか、鉄道に乗るとか、山を登るとか。好きなことがあれば、そのために外に出ていくし、もっと知りたいから読んだり聞いたりする。趣味の集まりに参加するようになれば、利害関係のない純粋な友人もできる。いいことばかりですよ」
 何がいいかな、とワクワクする様子も楽しそうな大木さんに、好きな言葉を伺いました。 「僕のモットーは“心はいつも半ズボン”。これは何歳になっても、冒険心や好奇心を持ち続けたいという意味が込められています。年を取ることはしょうがないことだけど、心だけは少年のままでいたい、ワクワクした気持ちを大切にしたいと。この言葉は、年を重ねるごとに重みが増します。僕はいまだにネッシーを信じていて、ネス湖に行きたいんです。 60 歳になっても、 70 歳になっても、そう思える自分でいたい。心はいつも少年です。どんなおじいちゃんになっているか、楽しみにしていてください」

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プロフィール

ビビる大木

1974年生まれ。埼玉県出身。2002年にコンビ解散後、ピン芸人としてテレビやラジオに多数出演。かすかべ親善大使、ジョン万次郎資料館名誉館長などの観光・親善大使も務めている。

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