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Medicine 正しく使うためのお薬メモ

薬局でよくある質問にお答えします

薬物アレルギーとはどういうもの?

 薬物アレルギーとは、薬によって起こるアレルギー反応のことです。食べ物によるアレルギーと基本的には同じで、薬の作用とは関係なく起こるため、どんな薬でも、ごく少量であっても起こることがあります。薬を使って数分から数時間で現れる「即時型アレルギー」では血圧低下・息苦しさ・じんましん・嘔吐などの症状が、薬を使って数日程度で現れる「遅延型アレルギー」では皮膚・粘膜の湿疹(薬疹)などの症状がよく見られますが、薬を使った後に起きた不調が薬物アレルギーかどうかは、慎重に検証する必要があります。

市販の風邪薬は、病院で処方された薬と一緒に飲んでも大丈夫?

 薬の内容によって、一緒に飲んでも大丈夫なケースと、大丈夫でないケースがあります。一般的に、市販の風邪薬にはその1粒・1カプセルの中に非常に多くの薬が配合されています。そのため、病院で処方された薬と薬効が重なったり、あるいは相互作用を起こしたりする可能性が高く、「大丈夫だろう」と油断して使うのは非常に危険です。必ず医師・薬剤師に相談の上で判断してください。

ステロイドは長期間塗り続けても大丈夫?

 ステロイドの塗り薬は、皮膚でだけ作用し、体内にはほとんど吸収されません。そのため、用法・用量と塗る部位を守って使用している限り、何か恐ろしい副作用を起こすことは基本的にありません。むしろ、炎症が長引くと皮膚に色素沈着を起こす原因になりますので、医師・薬剤師からOKがもらえるまで、あるいは元々健康だった皮膚との境目がわからないくらいにきれいになるまでは、しっかりと薬を使い続けることが大切です。

正しく使うためのお薬メモ

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今回お答えいただくのは

児島 悠史 先生

薬剤師 / 薬学修士 / 日本薬剤師会JPALS CLレベル6 / Fizz-DI代表

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