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トーク・マイ・セルフプリベンション
サックス奏者:平原 まこと シンガーソングライター:平原 綾香

音楽を継いでいきたい 幼少のころからの夢を実現

平原 綾香 「Jupiter」で多くの人を魅了した歌手・平原綾香さん。お父さまはサックス奏者として活躍する平原まことさん。お姉さんのAIKAさんも歌手であり、サックス奏者、おじいさまの平原勉さんもトランペット奏者という音楽一家です。
綾香さん(以下・綾):小さい頃から父が吹くサックスを父の声のように聴いていたほど、音楽が身近にありました。ある日、安全地帯のコンサートで伴奏する父を見て、“なんて格好いいんだろう”って(笑)。あの時に“将来は父のような音楽家になろう”と決めました。
まことさん(以下・ま):僕が家で練習するから、それを当たり前のように聴いていて、姉妹で音楽の道に進んだ。僕の父も音楽家だったので、親子三代にわたり音楽を継いでくれたことは、うれしいですよね。実は滋養強壮剤も僕が小さい頃、両親が飲んでいたので飲み始め、今は綾香が僕たちが飲む姿を見ています(笑)。
綾:音楽を継がないと!そんな使命感がありました。私は歌のほうに進みましたが、サックスと歌は息の出し方などが似ているので、悩んだ時はサックスならどうするのかなと考えます。すると不思議とうまくいくんです。
 音楽に関してアドバイスを受けることはあるのでしょうか。
綾:父は“ここの部分がよかったよ”と必ずいい面を見てくれますね。
ま:悪い面は本人が一番よくわかっています。そこは指摘してもしょうがない。何事もよい部分を伸ばすと成長します。綾香は親の目からみても努力家です。妥協しないから心配になるけれど、物事への打ち込み方が僕とそっくりなのであまり言えないですね(笑)。
 2005年からはまことさん、綾香さん、AIKAさんの三人による “平原さんちのコンサート”を開催。親子で楽しく演奏する姿を見ようと、毎年会場を訪れるファンが多いといいます。
ま:今の時代、家族で何かをするのが珍しいんでしょうね(笑)。音楽だけでなく、会話も含めて、我が家の雰囲気が伝わる和やかな演奏会です

健康の秘訣は愛情こもる 母の手料理

平原 まこと 日々忙しく過ごす二人を体調面でサポートしているのが、お母さまが作る手料理。
綾:母は昔から無農薬の野菜を取り寄せて、バランスのよい食事を作ってくれています。ツアーで外食が続くと、体が母の料理を欲しているのがわかります。シンプルな家庭料理がメインですが、食べなれた母の味が一番ほっとします。
ま:愛情もこもっているからね(笑)。僕たちは食べることで栄養を取り、活動している。だから食事は大切にしないといけない。
綾:母の存在は大きいです。実は完成した歌詞を一番最初に見せるのが母。フラットな気持ちで感想を述べてくれるので、参考になります。
ま:音楽は直感が大切。演奏を聴いて、歌詞を読んで“かっこいい、かっこ悪い”と素直な意見が聞けるのは貴重だよね。
 週に一度はジムで体幹を鍛えるという綾香さん。そのほかにも喉を守るために様々なことに気を配っています。
綾:口が開いて喉が乾燥しないよう、寝るときは口に医療テープを貼り濡れマスクをして、首にタオルをまいて、十分加湿した部屋で寝ます。寝る準備に30分くらいかかります(笑)。
ま:控室は熱帯雨林状態ですよ。そこまで徹底するところは娘ながらすごいと感心しています。
オフの日はなるべく喉を休めるようにし、家族でショッピングに行ったり、愛犬の散歩をしたりとリフレッシュして過ごしているそうです。

音楽家である前に いい人間であることが大切

平原 綾香 二人にとって音楽とはどういうものなのでしょうか。 ま:音楽は不思議です。形がないのに、聴いた人に勇気や元気を与えたりできる。だから僕は演奏するときはいつでも“どう演奏すれば相手に伝えることができるか”と考えます。
綾:父はいつも無意識に指が動いています。そして私も無意識に発声練習をしています。音楽は生活の一部です。
ま:僕も娘も自分の音を見つけるのにとても苦労した時期がありました。壁にぶち当たり、右往左往しながら自ら判断して演奏してきたんです。だから逆に何かトラブルが起きても、その場で対処できる自信があります。
綾:父に聞いても“僕だったらこうするよ”というアドバイスしかないので、自分で判断するしかない。
ま:なんでも言う通りにしていたら、スランプを乗り越えられない。何かあっても自分で対処できる自信が必要です。それは音楽だけでなく、人生でも同じ。まっすぐな人生より、あちこち寄り道して得た人生のほうがずっと価値がある。乗り越えてきた強さともいえる。
綾:小さいころから父に言われてきた言葉が2つあります。ひとつは“練習は裏切らない”。もう一つは“音楽家である前にいい人間であれ”。どちらもその通りだと痛感しています。人よりも練習してきたということは自信につながるし、いい人間でないと人の心に響く音は生み出せない。いつも胸に刻んでいます。

何をやりたいのか 目的をみつけよう

平原 まこと まことさんと綾香さん、二人がこれから挑戦してみたいこととは。
ま:今もっているものを後進に伝え、育成していきたいと思っています。大事な基本だけ教えていけば、あとは自分次第。一から十まですべて教えるというより、サックス奏者としての基礎の部分を伝えたいです。
綾:来年デビュー 15周年を迎えるので、父や尊敬する音楽家の方たちとともにジャズのアルバムを作りたいです。ミュージカル「メリー・ポピンズ」にもチャレンジするので、しっかりと体調管理をしていきたいです。
ま:今 65歳ですが、いつもやるべき目的をもっています。少し先の目的は生きる活力になり、成し遂げるために一生懸命努力しますよね。一生懸命やっていたら、絶対にいいことがあると信じています。お互いを音楽家として、人として認め合い、常に前を向き、進み続ける平原まことさん、綾香さん。これからも音楽を通じて多くの人にメッセージを伝えてください。

第4回 平原綾香 Jupiter 基金「My Best Friends Concert 〜顔晴れ こどもたち〜」

平原まこと(父):マルチサックス奏者。スタジオミュージシャンとして多くのレコーディングに参加し、国内外で活躍している。
平原綾香(娘):歌手。2003年「Jupiter」でデビュー。04年日本レコード大賞新人賞、05年日本ゴールドディスク大賞特別賞など、数々の賞を受賞。来年デビュー15周年を迎える。

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