【ハンドボール】ワクナガレオリック選手 福田・庄子・後藤 海外チームへ期限付き移籍のお知らせ
湧永製薬ハンドボール部ワクナガレオリックはこの度、福田・後藤・庄子、計3名の選手が欧州へ留学をすることとなりましたので、ご報告申し上げます。
弊社は2012年より、選手個人の技術力の向上とハンドボールチームの強化および、世界を見据えた選手の教育を目的とし、ハンドボール選手の海外留学制度を導入して参りました。本制度の導入後、現在までで計13名の選手が海外留学を経験しております。技術力の向上のみならず、スポーツを通じて世界で活躍できる人材育成を目指しています。引き続きワクナガレオリックの応援を何卒、よろしくお願い申し上げます。
留学対象選手紹介
留学先チーム紹介
■Stäfa(シュテファ)(スイス)
チューリッヒ空港から一時間程の場所に本拠地を構えるチームで、チームカラーは黄色。
ディフェンスから速攻を得意とし、攻守共にハードワークを売りにしている。外国人選手に対してもフレンドリーであり、若手ベテラン問わずチームワークが良いのも強さの源である。
昨シーズンはスイス2部リーグで2位、プレーオフで惜しくも敗れたため1部リーグ昇格は叶わなかったが、ユース・ジュニア世代の代表選手が多く在籍しており若さの溢れる勢いのあるチームである。街にとってハンドボールは身近な存在のためファンもとても熱狂的で、地域全体でチームを盛り上げる文化が根付いている。
シュテファに留学していた子安・原・矢田は昨シーズンまでのシュテファ躍進の立役者であったこともあり、今シーズンから留学している福田にはチームからの期待が大きい。走るトレーニングメニューが多いシュテファの中でスピードを活かしたプレースタイルの福田は既に一目置かれている存在で、悲願の1部リーグ昇格へは欠かせない存在である。
■Rhein-NeckarLöwen(ライン=ネッカー・ルーヴェン)(ドイツ)
ドイツ南西にあるマンハイムのチームで愛称はルーヴェン。チームカラーは黄色。
2015-2016シーズン、2016-2017シーズンと世界最高峰リーグであるブンデスリーガで2年連続優勝を果たす。世界一のチームの1つであり、世界中に熱狂的なファンがいる。所属選手の半数以上が各国の代表または代表経験があり、ウーヴェ・ゲンスハイマー選手をはじめ世界トップクラスの選手が所属している。世界基準の選手が多数在籍している上に緻密な戦術を駆使し、常にハンドボール界の先頭を走っているチームである。
現在ルーヴェンに留学している後藤・庄子は体格の大きい海外の選手に負けないよう、ウェイトトレーニング専門コーチの指導を受けながら高強度なトレーニングに励んでいる。また、ケア専門のスタッフがいることや、街のジムの年間パスが支給されるといった恵まれた環境を利用し、シーズン開幕に向けてオフの日も精力的に体力強化を図っている。
ビッグクラブであるルーヴェンに日本人が所属することは初めてのことで、日本ハンドボール界の注目を集めている。